Q1.美容外科医になられた経緯について教えていただけますでしょうか？

まず私が医者になる事を選ぶきっかけとなったのが、事故で鼻を失った子供を形成外科医が治療するTVの映像を見た事なんです。
そこから「鼻とか耳は形成外科で作れるんだ！」という衝撃を受けて、形成外科医を選んだんです。

そして形成外科に入ってみて病気や怪我で失ったものを極力元の状態へ近づけるという事にすごく面白みを感じたんです。
そんな中で美容整形の「正常なものを更に患者様が考えている、より良いものに近づけていく」というすごく高い完成度を要求される世界に魅力を感じました。そして私のクラフトマンシップと言いますか、元々「物を作る」という事にかなりこだわりを持っておりましたので、手先が器用な自分を生かせるのではないかと思い美容外科医になりました。

Q2.美容整形の在り方・考え方を教えていただけますか？

美容整形の中でも保険で出来るものってありますよね？たとえば「眼瞼下垂」がよくある例ですね。

では「保険で出来る眼瞼下垂」と「美容整形で出来る眼瞼下垂の差」というのは何かと言うと、もちろん病気の方は保険と美容のどちらでも出来ると思いますが、基本的に保険治療は機能の改善を目的としていますので、見た目の美しさばかりを求めて治療は出来ません。

その点美容整形で出来る点としては、「左右差や形の差を治したい、ちょっとつり目っぽくしたい、たれ目っぽくしたい」というような細かな要望を叶える目元を作れるというのが美容整形の一番の良いところで、患者様が望まれる事ですので、美容整形がないと保険治療では医者のエゴにそれを合わせてしまう結果となってしまいます。その点が美容整形の存在意義だと思います。

Q3.「特にこの相談・施術は私にお任せください！」という施術はございますか？

そうですね、特に「目元と鼻とアンチエイジング」です。これらの施術はヴェリテクリニック福岡院の3本柱にもなっている程なのですが、その中でも特に鼻に関してはすごくこだわりを持っています。

鼻の手術というのは日進月歩で、日々進歩しています。一週間後には違う新しい手術が出来上がっているという、「より良いものへ、より良いものへ」という感じで作り続けているので、所謂「お皿を工場で大量生産する」という治療ではなく「ろくろを回してひとつひとつ新しい形を作っていく」という治療に魅力を感じているドクターが集まっているクリニックだと思います。
そういう意味でもこれらの施術はお任せいただきたいなと思います。

Q4.お勧めの施術や最新技術（治療）は何でしょうか？

ここ2～3年で私個人として技術的な進歩、そして考え方が変わったなと思う施術は「アンチエイジング」です。今では、より簡単に、より効果のある治療がどんどん出て来ています。

美容外科の垣根が低くなったという事もあって、「今まで受けたことがない」という患者様がよくいらっしゃるようになったんですね。そういう患者様にご満足して帰っていただけるような「プチアンチエイジング」というような施術をたくさんご用意しております。

あとは「たるみ治療」もお勧めですね。
最近「スレッドリフト」の中で、極細針で行う「ウルトラVリフト」とか「リードファインリフト」とか流行ってきているのですが、それを更に改良させて独自のやり方で「少ない本数でも効果が出せる」という方法が人気を集めています。これは予防効果も兼ねて20本のスクリュータイプのものだけを使って、ほうれい線だけに特化して「ほうれい線を浅くしましょう」という方法なんです。

このスクリュータイプだと結構皮膚を持ち上げる事が出来るので、少したるみも引き上がり、大変好評頂いているんです。しかもヒアルロン酸と一緒に行なうと更に持ちもいいですね。

Q5.美容整形を受けられた方のお声はどういった内容（ご感想）が多いでしょうか？

他院に行かれた方との比較になってしまいますが、「カウンセリングから術後まで全てがすごく丁寧だった」とおっしゃっていただけます。カウンセリングからしっかりと時間を割いているという事もありますし、手術に関しても費用に見合った時間と労力を費やしています。

例えば、あるクリニックでは30分で終わる手術でも当院では形にこだわっているため、理想の形やバランスを求めて数時間かかるといったこともあります。皮膚だけでなく筋肉や軟骨などに至るまで、個々によって差があるため、このように対応させて頂いております。
それが患者様にも伝わり、好評価を受けていると実感しております。

Q6.美容整形は技術力が大切な業界でもありますが、それ以外に重要だと考える事はございますか？

これは先程も申し上げましたが、やはり「カウンセリング能力」だと思いますね。
私自身、いろいろなところ（雑誌や各メディア）で伝えていますが、「カウンセリングというのは手術技術と同等の高いレベルにあればある程、出来る（仕上がる）結果も良い」と思うんですね。
カウンセリングでは、患者様の希望を読み、なりたいもの・作りたい形を私がどれだけイメージを共有できるかということが大切になります。
私の場合は、シミュレーションを含めいろいろな写真を使用し、また事前に型取りなどを行いながらいろいろなパターンを想定して作っているのでお互いのイメージの共有がしやすくなります。「どれだけ自分に向き合ってくれるか」という事を患者様に知ってもらう為にもカウンセリングとは非常に大切なものだと思います。

Q7.美容整形で後悔しないためのポイントは、どういった事でしょうか？

「医者選び」だと思います。「クリニック選び」ではなく「医者選び」です。
後悔しないようにする為には、やはり自分がなりたいもの、例えば目元を変えたいのであればその先生が施術をした目元の症例写真をたくさん見せてもらう事ですね。

あと、カウンセリングも1件行っただけで決めてしまう人もいると思うのですが、最初から信頼出来る先生であれば良いですが、セカンドオピニオンを求めて何件かのクリニックを回って、その中で自分が納得いくものを選ばれるというのが特に重要ではないかと思います。

私の場合は、むしろ他院の提案と比較してもらいたいので「他の先生のところにも行ってみましたか？」とお聞きすることもあります。もし行っていないようであれば、「もちろん当院でお受けしますが、いろいろ良く考えて、それでも良ければ是非当院で行います」という感じにしています。これはクリニックとして良いかどうかは別ですが、提案力に自信を持っているから言えることではないでしょうか。

こちらからは「施術してください」なんて無理強いするつもりもありませんし、それでトラブルになるのも良くありませんからね。当院ではそのような事はありませんのでご安心ください。

Q8.ヴェリテクリニック 福岡院の特徴・アピールポイントを教えてください。

まず「交通の便が良い」という事ですね。福岡空港からもすぐの「博多駅」にあり、駅から徒歩3分です。
なかなかここまで立地の良いところはないんじゃないですかね。

あとはそうですね、スタッフ全員が患者様にキレイになって頂くという目的に向かって最大限の努力をしているということですね。みんな和気あいあいととても楽しんで仕事をさせていただいているのですが、それがとても良いエネルギーになっていて、いい仕事が出来ているなって思います。
それが患者様への対応・気遣いなどに表れていると思っています。「自信を持ってお勧め出来るスタッフ達です」という点ですね。

さらに技術的な事ですと、先程も申し上げましたが特に「目元・鼻・アンチエイジング」という3本柱に関しましては患者様とともにこだわりぬくことをお約束します。

Q9.ヴェリテクリニック 福岡院へご来院される患者様はどういった方が多いでしょうか？

そうですね、目や鼻に関しては20代の方が多いですね。そしてアンチエイジングは当然それ以降の年代の方になるのですが、昼間の時間帯のテレビ（※）に出演している関係上、見ている時間帯の客層というのがすごく多くて、上は80代の方までいらっしゃいますね。

そして「テレビを見た」という方も大変多くいらっしゃって、お陰様で今はちょっと予約が取りづらい状況になってしまっていまして・・・。皆様には大変ご迷惑をおかけしているのですが、お一人お一人に熱意と誠意を持って対応していますのでどうぞお許し頂きたいです。

※福岡・RKB 毎日放送
「今日感テレビ」毎週月～金曜日 午後1時55分～
コメンテーターとして準レギュラー出演中

Q10.来院される方は福岡県内の方が多いんですか？それとも九州地方全域からお越しになるんでしょうか？

そうですね、東でいうと山口県・広島県、あとは神戸や姫路方面（兵庫県）からもお越しになりますね。
九州ですと大分県や佐賀県はもちろんですが長崎県・熊本県辺りの方や沖縄県の方もいらっしゃいます。

Q11.最後に、室院長先生から美容整形をお考えの方・悩んでいらっしゃる方へ一言お願い致します。

これも何度もいろいろなところで申し上げている事でもあるのですが、「美容整形は自分の顔（体）にお金をかけて、より良いものにする」というのがまず前提にありますよね。

ですので、当然結果が良くなければ大切なお金を払った意味がないのです。
自分が信頼出来るクリニックを見つける為の労力を惜しまない事と、あとは軽い気持ちで「チョコチョコっとやっちゃってください！」みたいな感じで行ってしまうとトラブルの原因になるので、自分の目でしっかり見て、先生も何人か会ってみて、決められたほうがいいと思います。